離婚の全記事を見る最終更新: 2026-03-13

養育費の相場と計算方法|算定表の見方を完全解説

この記事のポイント

  • 養育費は裁判所の算定表で双方の年収から算出する
  • 子供の年齢や人数で相場が大きく変わる
  • 収入の変動や再婚で増額・減額の請求が可能
  • 給与所得と自営業では計算方法が異なる

養育費算定表とは

最高裁判所の司法研修所が公表する、養育費の月額目安を示す表です。令和元年(2019年)12月23日に改定され、現在の実務で広く使用されています。

標準算定方式の計算手順

ステップ1: 基礎収入の算出

年収に基礎収入割合を掛けて基礎収入を算出します。

給与所得者の基礎収入割合: - 年収〜75万円: 54% - 年収〜275万円: 43-44% - 年収〜725万円: 41% - 年収〜2000万円: 38-40%

自営業者: 確定申告書の「課税される所得金額」を使用。割合は47-52%。

ステップ2: 子の生活費の算出

子の生活費 = 義務者の基礎収入 × 子の生活費指数の合計 ÷(100 + 子の生活費指数の合計)

生活費指数: - 0〜14歳: 62 - 15〜19歳: 85 - 成人(義務者本人): 100

ステップ3: 義務者の分担額

分担額 = 子の生活費 × 義務者の基礎収入 ÷(義務者の基礎収入 + 権利者の基礎収入)

相場の目安

義務者年収権利者年収子1人(0-14歳)子2人(0-14歳)
300万円0円2〜4万円4〜6万円
500万円100万円4〜6万円6〜8万円
700万円200万円6〜8万円8〜10万円
1000万円200万円10〜12万円12〜16万円

増額される事情

  • 私立学校の学費
  • 特別な医療費(持病、障害等)
  • 高額な習い事(算定表の範囲外)

減額される事情

  • 義務者の再婚・再婚相手の子の扶養
  • 義務者の収入減少(やむを得ない事情)
  • 子が就職した場合
※ 本記事は法律の一般的な知識を提供するものであり、個別の法律相談に代わるものではありません。具体的な法的問題については、弁護士にご相談ください。

関連記事

関連するQ&A

関連する法律用語

お近くの弁護士会の法律相談をご利用ください

日弁連 法律相談ガイド →